LINEは「セカンドライフ」の二の舞? [ソーシャルメディア]


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セカンドライフという3Dの仮想空間があったのを
覚えていますか?


「あった」などと言うと、過去のものに聞こえますが
実は「セカンドライフ」は生きてます。


セカンドライフは米国リンデンラボ社が2003年に開始した
インターネット上に構築した3D仮想空間です。



ユーザーは、アメリカンコミック風のアバターとなって空を飛んだり、
街を歩いたりして仮想空間を移動、その景色を楽しむという
当時は画期的なものでした。


ところが、3Dという画期的な仮想空間を楽しむためには
ハイスペックのパソコンが必要なことなどが仇となり、
幅広い住人を獲得できなかったという苦い経験があります。



ではLINE(ライン)は大丈夫なのでしょうか?

LINEを知らない人のために念のためご説明しよう。


LINE(ライン)とは、LINE株式会社が運営する
スマートフォンやパソコン向けのインターネット電話や
チャットなどを無料で行うためのアプリ。


最近、広島県で起こった同級生殺人事件がきっかけで
大きな注目を集めましたね。


若者を中心に広く浸透し、この手のアプリとしては
断トツで驚異的な成長を遂げている。


先日の発表会では、最新のユーザー数も明らかになり、
その数は、世界全体で2億3000万人、
日本国内だけでも4700万人。
今後は、10億人規模のユーザーを目指すということ。すごい。


ヨーロッパ、アメリカの知人でLINEを知っている人はいないことから
アジアを中心にかなり浸透している模様だ。


このLINEが今後の戦略として新たな事業を展開することが
発表されたわけでだけど、その中の1つが「LINE MALL」。
詳細についてはまだはっきりしたものがわかりませんが、
発表会を伝える記事では以下のように伝えています。


~LINEモール~

LINEモールは、スマートフォンに特化したECサイト。
今秋にスタート予定。


法人の製品が購入できる一般的なネット通販サービスのほか、
ユーザー間でも売買できるというのが特長らしい。


LINEサービスを手がける執行役員・CSMOの舛田淳氏は、
「ECの売買自体がコミュニケーションになるもの。スマートフォン
ならでは操作性で、誰もがいつでもどこでも出品して購入もできる」
と話しています。


ということで、これだけの話では、これがオークション的な
ものになるのか、ネットショップ的なものになるのか、
はたまた新たな形を作り出すのかはわからないが、
今後の会社の成長戦略として大きなものと位置付けていることが
うかがえる。


ちなみに、Yahoo!プレミアム会員数が今年の3月現在、919万人。



その数倍もの会員数を誇るLINEのECサイトLINEモールが
成功すれば、かなり大きな販売網ができることになりますね。


こういう風にして、新しいECのプラットフォームが
出てくるのは、我々販売者側としてうれしいことなんだけど、、、


長く物販をやっていくうえでの注意点がある。


~すぐに飛びつかない~

結論から言うと、新しくできた物販のプラットフォームには
すぐに飛びつかない方がいい。


参入するなら、ある程度流行ってきて、
ユーザー数が確実に測れる状態になったとき。


参入するとなると当然、まとまった稼働が生じますよね。


もし、それらの稼働に見合う結果が得られない
となった場合、ビジネスとしてはゼロではなく
かなりのマイナスです。


単純なことなんだけど、いざその立場になると
そういう簡単な判断ができなくなってしまう。。



なので、こういう新しいプラットフォームができた後でも
我々にとって確実な販売網になっているのか?
という冷静な視点で注目していなければいけない。


以前流行った「セカンドライフ」という仮想空間を
覚えているでしょうか?


セカンドライフがいまいち、日本人にはなじめなかった
という理由もあるのでしょうが、前評判が高かった割には
ブレイクしなかったといういい例です。


さてLINEはブレイクするのでしょうか?

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